So-net無料ブログ作成
北ア 有明荘便り ブログトップ

安曇野.中房・紅葉から冬仕度へ‥ [北ア 有明荘便り]

10/20 中房.有明荘の短期バイトに。

紅葉シーズンは週末の宿泊だけでなく平日の地元客対象の日帰りパックもあり結構忙しい。裏の駐車場から見える東天井岳は既に白い。夕べからの初冠雪で稜線は30cmとの情報。

道路は落葉が多く今年はしっかり紅葉しないうちに凍てて落葉しそうだという…せっかく来たのに残念。宿の周囲はまだ青い葉もありカラマツは全然未だだ。全山紅葉の風景を見たいものだが‥。

転んで怪我した人、急に辞めた人、家族の急病で大変な人、ひと月来ない内にいろんな事があったようだ。秋の仕事は初めてだが午後2時で日没の谷合は物寂しい風景。

午後の休憩時間に天蚕センター訪問。いい勉強になった上に入場無料は嬉しい。

10/21  初めて東沢を30分程つめウド沢出合まで行くと北燕岳が間近に見える。途中にはこの付近で意外と少ないブナがあった。

10/23   夏にぶらりと来られた60代後半の電気技師だった男性客が友人二人を連れて宿泊してくれた。長年の仕事の充実を思わせる表情に何処となく趣があり妙に波長のあう人で再訪は嬉しいものだ。

10/24   第2ベンチへ。ダケカンバは落葉。コシアブラやカラマツはこれから。

10/28   晴天なので麓へ降りてみると北に鹿島槍、南に北岳甲斐駒が良く見える。

今回は車で来たのでつい歩く回数が減ってしまう。ところで中房線のバスが郵便集配を扱う話は結局やめになったらしい。当初から時間的な点や責任の問題など私は無理だと思ってた。

10/29   宿の裏山の散策路のカラマツの紅葉が見頃。今日は風が強くカラマツの落葉は小雪のように舞う。無数に散らばり掃除が大変。冬枯れもそう遠くないようだ。

休憩で大町ダム迄足を延ばす。樹林の紅葉素晴らしい。東京電力高瀬川デプコ館は無料。数十年前の上流の発電所建設用のトロッコの写真があった。高校生の頃裏銀座を歩いた際の5万分の1の地図に軌道が載っていたのはこれだったのだ。勿論高瀬ダムが出来るずっと以前だ。

当時泊まった葛温泉まで行きたかったが時間切れに。

10/30   東京は暑くノースリーブで過ごせると新宿へ帰省してきたスタッフが言ってた。

ちひろ美術館までやって来たが800円惜しく入らず。模造の黒姫山荘は無料で外から絵やアトリエが見られそれで満足。メダカ池のある前庭は広々として背景の鹿島槍(今日は見えない)もいい。入り口で売ってる宮沢牧場のソフトを食べる。すぐ近くで夫婦で二十頭ばかり飼っていて無添加無着色。公園は村営で美術館を誘致したとか。松川村はちひろの疎開先だったらしい。夫の松本善明は96才で健在とか。9条の会の看板が近くにあった。ちひろ館に入らなくても300円のソフト食べながらいろんな話聞けた。

10/31   昨日見頃だと聞いた池田町大峰高原のオオカエデを見に行く。1947年の開墾時に1本の切株になったものが再生しヒコバエで何本も枝が出て丸い樹形の大木に。元はイロハカエデだったらしいが葉はやや大きめ。

撮影は個人で楽しむだけにとの注意書があるので漬物などを売る出店の女性に聞くと、佐々木博之という写真家が私有地の楓の写真集を販売したことで地主と一悶着あったが現在は和解しているとの事。見ればその人のカレンダーが販売されている。

いまひとつ良くわかんない話だが円満解決ならまあよしという事か。楓も素晴らしかったが沿道にあるダンコウバイの黄葉とその多さに驚き。その店でラベル無しの手作りブルーベリーのジャムを買う500円。今年は猿にやられて採れず去年のものらしい。

その先にある唐花見湿原へも立ち寄る。標高944mの低層湿原で木道を30分ほどで一周出来るらしいが休憩時間に来たから余裕がなく断念。湿原一帯にミヤマウメモドキが多数あり赤く結実して紅葉のカラマツを背景に圧巻。低層湿原だか池ばかりではなくミスゴケ部分も多い。

後方の傾斜地には野菜畑らしきものも見える。出会った熟年男女に今度はゆっくりと誰かを連れて来てあげるといいですねと言われた。

あわただしいがあれこれ見れた3時間。

11/1  まるでカレンダーをめくるのを見ていたかのように木々が葉を落としだす。そのせいか中房線第5発電所付近のマユミが鈴なりに結実しているのにも気づく。路上は落葉でいっぱいで路肩が解りにくく雨だとスリップしそうだ。

明科の水産試験場で信州サーモンを見てきた。国道から少し入ると清流の水路が流れる町だ。

今日から安曇野スタイルというイベントが会場を分散して開かれ、通りかかった"せせらぎ館"では明科在住の園田さんという漆木工作家の展示が。椅子15万盆6万それなりの値段はするもんだ。

穂高からの道中に安曇野市営バスと書かれたバス停が新しく立っている。あとで関係者に聞いたら今月から穂高〜明科,豊科〜田沢の2系統が開設され大型ワゴンを使って運行は地元タクシー2社が行うそうだ。ダイヤは朝夕計4便で通勤通学が対象のようだが合併による各旧町村の一体感を促進する狙いもあるのだろうか。

従来から"あずみん"と呼ばれる300円で自宅へ呼べる福祉バスもあり、高齢社会を迎えて行政もいろいろ取り組んでいるようだ。

ところで来年度からの有明荘と大天荘の指定管理者選考の話は競合の状況等の話も出たりして大詰段階の模様。選考後は12月議会の承認というスケジュールらしい。有明荘食堂の椅子テーブルはガタが来ているが更新しないままとのこと。私が少し補修したが多少の延命は出来てもいずれは受託者の出費となるのだろうか。

11/2   すっかり冬空。11/4までの中長期スタッフも多く荷造りす人も。池田町創造館へ行ってみる。高台のロビーからアルプス展望がよい。きけわだつみのこえ上原良司の碑があり麓に生家跡がある。

11/5   昨日で短期バイト期間終了し中房から降りる。松本に所用のある4人の女性スタッフが便乗。途中第四発電所の付近でクサギの実を傘で枝をたぐりよせたりしてワイワイ言いながら採る。その中のひとり麻織物作家Nさんが染料に使うためだ。近々仙台で作品展を開く。もっともこのクサギはそれには間に合わないし染料として量的に少ない。

松本からは独り木曾路を走る。高速は使わず途中少し買い物などしたが京都まで8時間余。明日からすぐに街の仕事だか少々身体こたえる。

〔2007.11.10,やまならし)
(2007.11.11改行リンク編集、やまうるし)


コメント(1) 
共通テーマ:moblog

鳥居峠:栃の実を拾いながら… [北ア 有明荘便り]

バイト契約期間満了し帰途につく。ゴミ投げに行く車に便乗し9時前に麓へ。担当のKさんは東北の人で、捨てることを「投げる」という。日程を私の下山に合わせてくれたみたいで感謝。有明駅前の笹屋菓子店は栗の和菓子やカステラもあり御主人は菓子職人したり店番したりなんでもやってるというまさに手作りの店。陶芸もやるらしくショーケースには値札のないあっさりした感じの器が並ぶ。この夏の登山客は多かったかと聞かれ、去年よりは少ないかなと答える。昔は此処からバスが出て駅前は賑わったそうだ。安曇野は稲刈りが始まり蕎麦畑は白く満開。大糸線車内で初老の男性二人の、あのコンバインは三百何万するなどの会話に田園地帯を実感。時間があったので奈良井から鳥居峠を越えて薮原へでる。大きな栃もある雑木が中心の荷車が通れる広さの旧中仙道はよく整備されていて峠から御岳が遠望出来る。薮原側の旧道出入口には熊よけの鐘が設置され一打してから歩く。さっさと歩けば所要2時間弱。さらに恵那で下車し明知鉄道に終点まで乗ってみる。雑木林をくぐり抜け、里山に囲まれた田畑や丘陵地を縫うように走る風景には目障りな物がほとんどない。(20
07.9.18.やまならし)


コメント(1) 
共通テーマ:moblog

世代差を感じた [北ア 有明荘便り]

スタッフらの雑談で伊那谷の話が出た際、私が「そういえば本多勝一は確か飯田の出身だったね」と何気なく言ったのだが、30代前半のスタッフ達は名前に聞き覚えがないようだった。山に関心のあるひと達だからと思ったが、冒険(探険かな)家でジャーナリストの…と言ってもやはり知らないようだった。代表的な著作といってもすぐ思い浮かばなかったが「貧困なる精神」は何冊にもなるから確かに代表作だろう。だが私にとっては大学1回生時のゼミのテキスト「事実とは何か」が印象に残っている。といっても何が書いてあったかは受信料拒否の論理などをうっすら覚えている程度で忘れたのだがそれまでの価値観を変えてくれた本として印象に残っている。朝日社員としての立場の限界を表明するなど彼に対する評価は様々かもしれないが、今は週刊金曜日の編集者のひとりだったと思うし、テレビにほとんど顔を出さないが故にあまり知られず、彼の社会を見る視点が若い世代に伝わらないのは少し残念である。気が付けば信州も秋。宿裏の萩が開花。ところで来月からの郵政民営化で従来の中房地区の委託集配の主婦が契約打ち切りされバスの運転手が行う案
も出ているとか。封印された郵袋ごと渡すならともかく、書留の受渡も含めて個々の郵便物を運行の合間に行うのは神経を使い負担になる作業だと思う。経費が安くなるならば労働の内容は吟味されないのだろうか。何でもせち辛くなる。有明荘も来年指定管理制度になれば思いもよらぬ変化があるかも。台風一過で快晴の筈が稜線はガスり設備会社の技術者を運ぶヘリが飛べず翌日の9/9やっと飛べて一安心。久々に昼食営業も賑わう。


コメント(0) 
共通テーマ:moblog

熊を捕る:昔話 [北ア 有明荘便り]

おそらく20年くらい前の話だろうが、当時合戦小屋で働いていた女性から小屋で熊を撃ち捕った話を聞いた。頻繁に熊が現れたので夜蜂蜜か何かで誘きだし、猟師が撃つのを二階から皆で見ていたという。撃たれた熊はウォーといううめき声をあげて薮の中へ逃げて行ったが、翌朝男達が見つけて担いで来て解体した。ケモノの臭いがすごく強くしたそうだ。だが肉は美味しかったという。得がたい体験談を聞かせてくれた。中房:有明荘の周りでアサギマダラが飛翔。8月下旬にも登山道で見たが、京都の低山に比べたら時季が遅い気がする。縞模様にオレンジやブルーの混ざるこの蝶の生活史の全容は未解明の部分があるとも聞く。
(by やまならし)


コメント(0) 
共通テーマ:moblog

梅雨明け〜盆休み:信州中房渓谷有明荘から [北ア 有明荘便り]

雨で7/15朝から半日通行止め。7/16新潟の地震では鉄筋の建物だが少し揺れを感じた。こぼれ種から出た去年のナスタチウムを千切ったら差し木出来る。中学校登山の中止相次ぐ。天候もイマイチだが地震も原因か。7/23ノリウツギ開花始まる。ギボウシやウツボグサ未だあり花期長い。7/24この日だけ快晴で風に吹かれて柳絮が中空を舞う。一日で相当量が飛び翌日には花の白さがなくなる。今週は学校団体が宿泊し夕食は2回戦となる日が。7/27やっと天気が安定してきたようで登山客も増えてくる。自家用車が例年より少なく団体でマイクロバスなどを使うグループが多い傾向。正味一ヶ月しか使っていないサンダルが綻びてきて延命修理。学校や登山者の団体が続き夕食の終りも遅くなりスタッフにも疲れが。私も含め皿を割ったり醤油差しをこかしたりということも。夜ゆっくり歓談したい観光客や下山者と早朝の出発に備えて早く寝たい登山者との調整も難しい。7/29日曜なので下山者がかなり多く昼食営業は賑わったが2時のラストオーダーにはひと組だけになり帰宅の足が早いように感じたのは参院選の投票日である影響もあるのだろう
か。確かに関東や名古屋ならサッと帰ればギリギリ投票に間に合う地域もあるだろうが。ところで私自身は予め遠隔地での投票用紙を取り寄せ、豊科にある安曇野市の本庁へ出向き事前に不在者投票をした。面倒な事ではあるが政治への意思表示としてやはり必要と思ったからだ。勤務シフトの調整をして頂いた関係者には感謝したい。投票日がシーズン中の場合、山小屋で働く人は権利行使が実質的に困難と思われる。ところで最近は地図読む習慣のない登山者も団体ツアーなどに多いらしい。営利の場合著作権の問題からコピーして渡せない悩みもあるとか。何人かのスタッフも言うが時間の経つのが遅く感じる(特に今年は)。7/31小田実の訃報を新聞で知る。まだ若く残念だかスタッフ間で話題には出ず。今度のHPに私の撮った柳とネジキが載る。8月になりようやく梅雨明けた模様。週末は賑わうが昼の下山客はは去年より少ない感じ。東京で電気設備の技師者をしていたという60代後半の男性客と玄関前で記念写真に収まる。手仕事で食ってきた人の表情はいいもんだ。8/8夏最盛期で天気もまずまず。元気に登って富士山まで見えたとい
う子供連れにお疲れ様と声掛けるのはこちらも嬉しいが縦走途中体調崩しようやく下りてきたカップルは晴天にもかかわらず気の毒。8/10関西からやって来た山岳会は登録会員が600名余もいるという話で力量によってランクに分けられていて昇級テストもあるとか。なんだか会社みたいだ。40歳代以上の人ばかりで女性がやや多く昼食はかなりの賑やかさ。この山行が初対面の会員同士いるとか。~晴天が続き東天井の雪も殆ど融ける。最盛期の盆休みを迎えるが今年は土日から始まって期間がやや長めのせいか混雑はある程度分散傾向。大天荘の水場は雪崩で壊れていて有明荘からヘリで水タンクを上げているが営業用の水の確保だけで精一杯で登山者に分ける余裕はなく欲しい人は有料のペットボトル水を購入する必要が。毎日の事だからスタッフの生活も大変だろう。8/11京都の知人夫妻が登山で連泊してくれる。たまたま春に会った際にパンフを渡したんだが山奥まで訪ねて来てくれて嬉しい限りだ。8/15昼でお盆休みの賑わいは終わり宿泊はやや少なくなる。京都と違って盆休みは15迄の所もあるのだろうか。信州の盆は13日に先
祖を墓へ迎えに行き15日に送り火として再び墓へ行って白樺の樹皮を燃やすそうだ。"カンバ"としてスーパーでも売っているらしい。8/16前日から約20年来会ってないK夫妻が宿泊しているのに気づく。短時間だが山遊びをした時代の事を懐かしく話し燕への出発を見送る。


コメント(1) 
共通テーマ:moblog

新緑の中房から [北ア 有明荘便り]

6/15安曇野からは常念も有明山も見えないが雪の残る鹿島槍は雲の間に少し見える。午後新緑の有明荘へ。レンケツツジや有明山中腹のシャクナゲは見頃らしい。ハルゼミ(コエゾゼミ)が鳴いている。東天井岳上部は一部白く清水岳頂上ほんのわずか白い所が残る。6/17柳絮が舞い出す。快晴で登山日和。宿泊の関東近郊の植木屋さんによれば最近ツバキは被れる虫が付くので庭木にあまり使われなくなったという。6/18木曽で従来いなかったニホンジカが増え栂池は下部からミズバショウ見頃との信濃毎日の記事。今年は中房でも連休の後で降雪あり山の残雪は近年よりも多く現在合戦小屋より上は雪があるとか。6/23レンゲツツジもそろそろ終り。第2ベンチ迄の途中イワカガミ開花。ウツギ系の葉を使ったオトシブミが見られる。腹が斑で全体に黄茶色のずんぐり丸く小さい鳥を見た(アオジ♀?)。週末でも登山者はさほど多くない。観光で来た方からも登山の難易度等聞かれる事もしばしば。30年前に鈴鹿を歩いたという方は昔私が泊まった雨飾の素朴な温泉に行かれた事があるらしく話が弾み秋の紅葉も是非にと奨める。6/2
4有明山の上部ではまだシャクナゲの花が残っているとの事。6/25仕事で麓へ下りてゆくと中房線中間8.0kmポストの辺りエゴノキ満開で路上にも無数の花びら。ウリハダ楓も花序をつける。里では栗やジャガイモが花咲き林檎は青く小さな実をつける。6/26数日前からオオイチモンジが飛来しだした。大天荘への荷上げのヘリが飛ぶ。6/27裏の"サンポーロ"峠より東側の笹を刈る。ギンリョウソウの他、白い花と黄色い花の野草(イチリンソウ,サワギク,オオバミゾホオズキ,‥?)あり。麓はだいぶ暑いらしく中房でも夏の日差しに。掃除機のキャスターが曲がっていて転がりにくいので直す。手間ではあるが道具の不具合があっては夏が乗り切れない。6/30昨日からの雨がやっと小降りになったが3日前の花は雨に打たれ大半が終りに。リョウブ、キボウシ開花。温泉橋手前のサワグルミはたくさんの花を付けている。7/1夏のバイトの人達が徐々に到着。19〜56才まで数名来るらしい。この時期まだお客さんはそう多くはない。観光で来られた方もお話を聞いてみると若い頃に燕に登った
という方が結構おられる。そうかと思えば日帰りで来た地元の方が未だ行った事がないと山のパンフを持って行かれる。写真教室参加の常連の方は朝日に照らされた雲海が撮れて前日雨の中を登ったかいがあったと満足の様子なのはスタッフとしても嬉しい。あらかじめの予定通り次週迄一旦下界へ。中央西線を美乃坂本まで来ればネムの花が咲き7月を実感。


コメント(0) 
共通テーマ:moblog

有明荘:補足 [北ア 有明荘便り]

ある日の味噌汁は鯖と芹の葉。厨房の地元出身Hさんによれば鯖を味噌汁に入れるのは信州の"郷土料理"で鯖の水煮の缶詰なんかを使うそうだ(私は好きだ)。ネマガリダケもよく味噌汁に入れるとか。


コメント(0) 
共通テーマ:旅行

燕岳山麓:有明荘連休バイト通信 [北ア 有明荘便り]

昨夏働いた信州中房の国民宿舎"有明荘"でゴールデンウィーク再度バイト。
4/28は朝雷雨でミゾレからボタン雪で夕方も降る。1500m以上は白い。宿泊はそこそこの忙しさ。系列の山小屋"燕山荘"は下の倍位とか。
29日は朝から快晴。すぐ裏の第3駐車場から観る東天井岳は真っ白だ。樹林は未だ冬枝で柳類やヤシャブシだけ開花。今年は雪融け水が少なめのようだ。常連のF女史は今回は登山ぜずフランスから帰省中の娘孫と共に裏の"さんぽーろ"を散策され満足の様子。
4/30も快晴。,5/1,2は宿泊少ない。久々の立ち仕事で少し足が張る。変わった事といえば昨年のスタッフのひとりが連れて来ていた愛犬"カイ"がいないこと。登山道第1ベンチより上は積雪有。
5/1朝から雨降りだし3組10名のバイクの一行は気の毒。バイト3日目迄は案外長く感じる。昨夏は初めての経験をする中で時間も過ぎていったが今夏来る際には何か日々自分のする事を見つけておきたい。福岡の常連Kさんは毎年何回も来て燕山荘で2泊し帰りも宿泊。毎年同時季でも風景は少しずつ違うそうだ。

5/2.連休谷間の雨降りだが帰省中の地元出身客の日帰り入浴も。

5/3.燕山荘主催の登山教室1泊2泊両コースに社長や弟のトシハルさんや燕山スタッフがガイドし快晴の中を登っていく。登山者が出発すればあとは静か。河畔林にシジュウカラが来てミソサザイがさえずる。カケスはホール前の同じポイントにやって来る。自転車で登ってきた地元のお客さんが写真を撮ろうとするがそんな時は上手くやって来ない。鳥は気まぐれでいいですね!などとこちらの勝手な思いを呟く。夕方は曇り雷鳴も。宿泊者は連休のピーク。

5/4晴天:下山者多数.毎日旅行の人が今夏からの新宿〜中房直通バスの宣伝も兼ねてフロントへ営業に来て団体客と下山。昼食営業賑わう。昨夏一緒に働いたポールさんがスリランカ人ばかり数人て訪ねてくる。共同浴場の習慣が無く、恥ずかしいからと入浴せず帰る。

5/5下山者は昨日より多い。教室スタッフも真っ黒に雪焼け。昼食営業が過ぎてなんとか連休を乗り切った感じ。連泊のお客さんの夕食にヤマクラゲという山菜小鉢が付き、どうして山にクラゲがいるのか?と聞かれて一瞬言葉に詰まったが何とか頭が回転し'昔は海だったんじゃないですか!とお答えしホッ…気がつけばカラマツの芽吹き始まる。天気崩れ出す。燕山のスタッフの話では昨冬は里の雪は少なかったが山頂付近の残雪は例年よりむしろ多いくらいだという。メニューの山菜天ぷらのコシアブラは美味。お客さんに山菜名の説明をするんだが衣を付けるとウドの葉との区別がつけにくいので厨房の人が私のために見本の写真を作ってくれる。

5/7昼前に休暇で下りるスタッフの車に便乗し下界へ。残雪に春霞のかかる鹿島槍に見送られ大糸線に。里は芽吹きの見頃で林檎の花が咲く。松本へ近づくにつれ田植の済んだ田が多くなる。松本事務所へ立ち寄る。

中央西線普通で塩尻付近から望む穂高連峰はまだコテコテの真っ白。木曽平沢で下車し数十件ある漆器店を見て歩く。店頭に人が居らずに裏で仕事している家が多いようす。駅近くの一軒で77歳の店の御婦人に奥の展示室などを見せて貰いながら話を伺う。創業130年で営林暑から木地屋を通して材を仕入れ、漆は中国産を20回以上塗った後に金沢や東北産の国産漆で仕上げているという。10年位前は観光客で賑わったが今は隣駅の奈良井と違って静かだという。販売先は官庁や企業の記念品や祝返しなどの大口が中心のようだ。話してると時間はすぐ経ってしまうが、ついでに有明荘のパンフを渡して日帰りパックの宣伝。短期バイトに交通費を出してくれたんだからこれくらいはしてもいいかな…18切符の無い時期の普通列車はのんびりしていていいもんだ。真白な木曽駒や御岳のシルエットを眺めて木曽路を行く。下校の汽車通高校生達が主要駅毎にドッと乗ってきてはまばらに下りていく。


コメント(1) 
共通テーマ:moblog
北ア 有明荘便り ブログトップ